どうも!タボさんFollow @hiro_taboです。
今回は「資金管理」のお話をしてみたいなと。
人間ですので、

お金いっぱい稼ぎたいよ〜!

けど資金少ないよ~〜

けどけど稼ぎたい・・ww
こんな想いを持たれる方、いますよね?
ぼくもですww
「小資金で稼ぐ」
今回は、少しでもこの想いに近づくための考え方のご紹介をできればと!!
FX自動売買における資金管理とは?
よくFX関連の本や記事で「資金管理」って言葉登場しますよね。
色々な解釈がありますが、ぼくの中では「ロスカットされないための資金把握と調整」と理解しています。
そもそもロスカットされないためのアクションには、
1)ポジション持ちすぎない
2)損切りを設定する
という、この2種の行動しか存在しません。
ですので「資金管理」とはこの2種にまつわるお金の把握・調整ということになります。
ぼくは損切りはあまり得意ではないため、(1)の「ポジション持ちすぎない」に徹底した資金管理を行なっております。
FX自動売買で「ポジションを持ちすぎない」とは?
とあるポジションを4つ持つとしましょう。
そして1ポジションあたり30,000円の資金が必要としましょう。
すると、30,000円×4本=120,000円必要ということになります。
そして自分の資金が100,000円しかないとします。
この場合だと20,000円オーバーしているので1本多く買っているということになります。
これがポジションを持ちすぎるというコトです。
内容は超簡単な算数ですよね。誰が読んでもわかると思います。
では何がポイントなのか?それは
「1ポジションあたり30,000円の資金が必要」
この言葉なんです!
その通貨ペアでは、一体1ポジションあたりいくらの資金が必要なのか?
これさえわかれば算数できるんですよね。
けどこの価格が不明瞭なケースが多いので自分の資金力ではポジションを何本持てばよいのかがわからない
という事象にぶつかるのです。
ということで、1ポジションあたりいくら必要か?を以下でみていきたいと思います。
1ポジション保有するのに必要な資金
必要な資金の計算式はシンプルです。
必要資金
=①必要証拠金 + ②想定含み損額
という計算式になります。
これを「AUDJPYの買い注文を80円で1口(1,000通貨)持つ時」を例題として出しながら、
それぞれ分解してみましょう。
①必要証拠金:
80円×1,000通貨÷レバレッジ25倍=3,200円
②想定含み損額:
(80円−55.541円)×1,000通貨=24,459円
必要資金=①+②=27,659円
こんな計算式になります。
①は各種管理画面でも出てくるので、まぁわかるかなと。
けど②の想定含み損額ってのがわかりづらいんですよね。
なので少し踏み込んで説明してみますね!
まず、【80円-55.541円】の部分。
これは、80円で注文した買いポジションが55.541円まで下がった時の差額を表しています。
結果としては24.459円となりますね。
24.459円の差額を1,000通貨持っているので、1,000倍して24,459円となるのです。
これが55.541円まで下落した時に抱える含み損額です。
では次に【55.541円】という数値。
これってどこから出てきたのでしょうか?
答えは「過去10年間で最も安値だった時の数値」です。
ループイフダンのホームページにわかりやすい図があったため引用します。
これの右上の豪ドル/円の「安値」のとこですね。
この数字を使うことで過去10年間で起きた暴落時の価格で発生する含み損額を計算できます。
(リーマンショック時の2008年も含まれていますね!)
ですので先ほどの②想定含み損額=24,459円ってのは、過去10年間で起きた最大暴落時の含み損の金額ということになります。
念の為、過去5年間でも同様にみてみましょう。
①必要証拠金:
80円×1,000通貨÷レバレッジ25倍=3,200円
②想定含み損額:
(80円−73.022円)×1,000通貨=6,978円
①+②=10,178円
①は変わりませんが、②はやすくなりましたね。
過去5年間で起きた安値を想定すると10年よりも遥かに安いのです。
が、5年なんて長いようで短いですから「想定」という意味では10年くらいはみておきたいところですね。
特定レンジにトラップを仕掛ける時の資金
では次に1つのポジションではなく、複数ポジションでの資金をみていきます。
またまた例題で、AUDJPYの78〜82円レンジに0.4円幅ずつ買い注文を合計11本しかけた時をみてみましょう。
(クリックで拡大)
通貨ペア:AUDJPY
レンジ :78〜82円
仕掛け幅:0.4円
注文 :買い注文
こんな感じですね。
②の計算は過去10年で計算しております。
これら全てを稼働させるために必要な資金は③を合算すればでます。
その額なんと304,249円。
ポジションたった11本でも30万円オーバー。
AUDJPYの買い注文は1本約30,000円くらいなんですよね。
けど・・・
「AUDJPYを稼働させたいけど200,000円しかないんです!」
こんな時ありません??
(ぼくはありました・・・w)
今たまたまAUDJPYを78〜82円でみてますけど、実際いろんなサイト見回っていると、
買い注文だけで「75〜85円/0.2円間隔に仕掛け」なんてざらにありますし・・w
この条件だと、さっきの計算式に当てはめて計算してもらえば出ますけど141万円必要ですからね!!
全然足りへんやん!!ってなるわけですw
で、こんな時どうるすのか???・・・
そこで登場するのが、
出現率把握 × 「一時停止」機能活用
なんです。
2018年の出現率をみてみよう
さっきのAUDJPYの例題でみてみましょう。
お金が足りないなら、11本全て稼働させる必要ないんですよ。
「全て稼働させよう」と思ってしまうから高くついちゃうんです。
最近流行りのレンジだけ稼働させればいいのです。
(クリックで拡大)
2018年に出現した率を右に付けてみました。
出現率に関しては、以下の記事でご紹介しているので合わせて読んでみてください。
参考:終値出現率から考える!トライオートFXで設定すべきレンジ幅
78〜80円と80〜82円ではなんと4倍もの差があるんですよね。
けど、資金はほぼ同じです。
もし80−82円だけを稼働させるんだったら、もっと資金は少なくてすむはずですよね?
ってことで78−80円を「off」にしてみました。
はい、こんな感じ。
これだと17万円で済むんです。
17万円で(2018年の)10ヶ月のうち4割カバーできていたら、まぁまぁ効率良いと思います。
で、利益が溜まってきたらoffをonに戻してゆけばいいんです。
この「出現率を把握しておく」+「一時停止機能をフル活用する」という合わせ技で、
資金が少なくても最初は小さな範囲でスタートすることで、資金コントロールが可能になるんです。
FX自動売買で一時停止機能が使いやすいのは?
この資金管理方法を実現するには「一時停止機能」は欠かせません。
では、どのツールが使いやすいのか?
最後にこれを紐解いていきたいと思います。
結論:トライオートFX
ポジション1つ1つを対象に自由に「オン」「オフ」を調整できるのはトライオートFXしかないんです。
※他にも「利確幅」「損切り価格」「注文価格」なんかも後から個別調整OK!
この左のがオンですね。
で、がオフになります。
ぼくがトライオートFXを使っている理由は、まさにこのメンテナンスのしやすさ!
比較対象としてよく出てくるトラリピ・ループイフダンでは
「取消・停止」しかできず、一度止めたら再度設定が必要となります。
初期設定は超楽なんですけど、その代わりにメンテナンスがめんどくさいんですw
トライオートFXには一時停止機能があるからこそ、
資金に見合わない広いレンジでトラップ設定
↓
最初は資金に合う×高出現率レンジのみ稼働
↓
利益確保次第、徐々にレンジ拡張
こんな運用も実現可能になります。
また「1ポジションあたりいくら」が把握できると、自分が最大で持つことのできるポジション数も把握できます。
その本数を超えそうであれば、一時停止を活用して「ポジションを持たせない」という対策も打てます。
ってことでトライオートFXを使いこなせると小資金でも良い利率を出しやすい環境を作れるのです。
実際にぼくが使っている設定も公開しておりますので、以下もご参照くださいませ!