ども!
ロボアドは継続的に運用しているタボさんFollow @hiro_taboです。
今回は、ロボアドの中でも有名なWealthNavi(ウェルスナビ)の手数料に関してです。
WealthNavi(ウェルスナビ)特有の「長期割」でどれくらいお得なのかを計算してみました。
・WealthNavi(ウェルスナビ)の手数料の仕組みが知りたい
・他サービスと比較してどうなのかを把握したい
・長期割の効果を知りたい
という方は、ぜひご覧ください!
WealthNavi(ウェルスナビ)って何?
最近いろんなところで見かけますよね、WealthNavi(ウェルスナビ)。
そもそもWealthNavi(ウェルスナビ)って何なのでしょ?
長い文章で説明を行うより、WealthNavi(ウェルスナビ)さんのCMが一番わかりやすいので、
まずは以下の30秒CMを見てみてください。
特徴は、
・質問に答えるとプランが自動で提案される
・ETFを通じて、世界中の銘柄に分散投資
・運用自体はロボが完全自動で運用
この辺りがWealthNavi(ウェルスナビ)の特徴ですね。
基本は完全放置型なので、忙しいサラリーマンには助かるのです。
WealthNavi(ウェルスナビ)のコストや手数料は?
よく比較されるTHEOと楽ラップの2つと、コスト面を見比べてみましょう。
コストの仕組みですが、WealthNavi(ウェルスナビ)自体は手数料年率1%+信託報酬0.14%(最大)=1.14%(税抜)となります。
対して、THEOが手数料1.00%(税抜)※信託報酬は未開時
楽ラップは手数料が0.702%と低いですが、信託報酬が高くって結果0.99%(税込)。
こんなスペックです。
※先日、THEOも「THEO COLOR PALETTE」という割引サービスを発表しました
出典:https://theo.blue/lp/campaign/color-palette/
ちなみに「信託報酬」とは、投資信託を運用してる会社に支払う手数料のコトですね。
ウェルスナビでは信託報酬は年率0.11%〜0.14%かかります。
コストだけ見るとWealthNavi(ウェルスナビ)が一番高いですね。
が、上記表にもある通りWealthNavi(ウェルスナビ)には「長期割」というものが存在するのです。
WealthNavi(ウェルスナビ)の長期割って?
この図をみてください。
50万円以上預けていると、半年に1回0.01%(200万円以上ならその倍)づつ手数料が下がる仕組みです。
先ほどの ①手数料1.00%+②信託報酬0.14% のうち①から引かれていきます。
最終的には、
①手数料0.90%+②信託報酬0.14%=合計1.04%
まで下がることになります。
長期割がかかった状態で、THEOとのコスト比較をしてみました。
前提
・30万円から運用開始
・毎月2万円づつ積立
・最終500万円運用している
色つけしているところが長期割発動ゾーンですね。
差分は【THEO - ウェルスナビ】です。
最後の500万円運用時の手数料は、1ヶ月あたり−125円。
THEOの方がおトクということになります。
WealthNavi(ウェルスナビ)の節税機能(DeTAX)を掛け合わせ
実は長期割だけだったら、まだ一番WealthNavi(ウェルスナビ)が高い状態なんです。。。
微妙だな〜と感じるかもしれませんがWealthNavi(ウェルスナビ)のすごいトコは長期割ではなく、このDeTAX機能にあります。
ちょっとわかりづらい機能ではあるのですが、簡単にいうとDeTAX(デタックス)とは、
『税金の負担を先送りにし、軽減してくれる機能』
という説明になります。
具体的には、日々の配当金(分配金)やリバランス時の売買益などで「利益」が生じますよね。
この「利益」は、そのままにしておくと当然税金がかかる対象になります。
この「利益」が一定額(20,000円)を超えた時に発動してくれるのがDeTAX機能なんです。
具体的な動きをみてみましょう。
0)利益が20,000円超えた!
↓
1)含み損を抱えている銘柄を一度売却し損失確定
↓
2)その「損失」を先ほどの「利益」と相殺
↓
3)売却した銘柄は、含み損確定0.1秒後に
「同じ銘柄を、同じ数量、同じ価格」で買い戻し
これを自動で行うことで、ポートフォリオの構成は変えず、利益相殺することで税負担を軽減してくれるのです。
この機能があることで、年率換算で0.4〜0.6%の軽減になります。
「DeTAX」(デタックス)の機能により年間0.4~0.6%程度の負担減となるため、事実上のコストはそれよりも少ないものになるでしょう。
引用:「WealthNavi for SBI証券」のウェルスナビ株式会社 柴山CEOへインタビュー
実質コストが最安となる所以ですね。
では、この0.4〜0.6%(間をとって0.5%)を手数料からさっ引いたバージョンで先ほどの数表で比較してみましょう。
前提
・30万円から運用開始
・毎月2万円づつ積立
・最終500万円運用している
こんな感じになりました。
差分は、先ほどと同様【THEO - ウェルスナビ】で計算しています。
500万円のところをみてみましょう。
毎月約2,000円の差分が出ていますよね!THEOの方が2,000円高いという結果になります。
年間に直すと24,000円。まぁまぁな金額になります。
WealthNavi(ウェルスナビ)は、【長期割×DeTAX機能】を掛け合わせることで、実質的なコストをo.5%程度に抑えることができるのです。
これがWealthNavi(ウェルスナビ)の素晴らしいメリット。
WealthNavi(ウェルスナビ)のコストまとめ
結果的な手数料としては、WealthNavi(ウェルスナビ)が最も安くなりました。
0.5%程度であれば、他の類似サービスの約半額になりますね。
どこのサービスがいいかな〜と迷われた時は、コストが低いところを選択するのが鉄則。
無料診断から、すぐにスタートできますので、ぜひやってみてくださいませー