どうも、タボさんFollow @hiro_taboです。
FXで勝つためにはこの3つ!!
①手法
②リスク管理
③感情コントロール
このような紹介、多く見かけることないですかね。
実際、本や記事でも紹介されているケースがかなり多いと思います。
加えて「初心者ほど”手法”のみを追いかけてしまう」なんてコメントも多いです。
これは『リスクや感情なんてコントロールできるに決まっている!』
こんな自信が人にはあるからです。そしてぼくもですw
ぼくは昔スロプロとして生活しており、リスクや感情なんて山ほどコントロールしてきたので余計に感情をコントロールできる自負があるのですw
が、、、スロットとFXは当然違います・・・
ぼくは「半自動裁量」って手法で、エントリーと利確・損切りのタイミングは完全に機械的にやっています。
関連記事:今週から開始!/半自動FX裁量トレードの収益結果(5,438円)
が、実際に「エントリーするかどうか」の判断自体は、僕が自動設定をするかどうか次第なんですよね。
その間には「感情」が付け入る隙があるのです。
そして、そんな入ってくる「感情」に見事にやられてしまい、失敗をしております・・・w
今回はそんな「感情」が付け入る隙のある手法で、実際に自身の感情はどう動く、どのように失敗に至ったのか?を記録していましたので、その実録を公開します。
加えて、どうやったら感情を抑えれるようになるのか?が気になる方もぜひ読んでみてください!
FXトレード中に発生した負の感情たち
まずは、以下の表をご覧ください。
これが、2019/3/17時点での2019年成績一覧です。
注目していただきたいのは、GBPが絡むトレードたち。
こいつらが他と比べると大きくマイナスを出しており、まさに「感情」にやられた結果なのです。
取引の中身をのぞいてみましょう。
こんな成績。9戦5勝4敗。
決して悪くない勝率。では、なぜ負けているのか?
手法自体は他の通貨ペアと同じです。
しかし、その手法を使う時の感情の中身が違いました。
その感情の中身をしっかりと記録しています。まずはそちらを赤裸々にご紹介していきます!
負の感情に負けたFXトレード① 【1】2019年3月1日
上記の1番のトレードです。
この日、GBPJPYで「あ、エントリーできそう!」ってポイント(青矢印)がありました。
▼当日の15分足
しかし時間的に少し先だったため「あとで設定しよう!」と考え、ネットフリックスで映画を見始めます。
そして映画に夢中になってしまい、その設定のタイミングを見事に見逃します・・・
予測できていたエントリーポイントからは約30pips上昇し、大きなチャンスを逃してしまうのです・・・
ココで思ってしまうわけですね。
「しまった!!!」と。
こう思ってしまうと、もうダメです。
悔しくって、根拠が弱いデータでも「自動売買」のセット(赤矢印)をしてしまうのです。
そしてこのトレードは見事に負け。
負の感情に負けたFXトレード② 【6】2019年3月6日
上記の【6】ですね。
この日(2019/3/6)に一気に失敗を重ねていく事になります。
【1】の負けからしばらくは、なぜかGBP絡み通貨ペアに固執してしまいます。
これも負の感情ですね。
トレードの【2】〜【5】はそつなくこなし、【1】の敗け分を取り戻します。
そこで精神的な安定感も出たんでしょうね。
(このタイミングではGBP絡みのボラの大きさも把握しています。)
そして【6】のトレードです。エントリー根拠はやや弱め(青矢印)。
▼当日の15分足
やや弱めの時、利確ポイントはやや早め(10pips)にセットしています。
この日もそのハズでした。
しかし、ボラの大きさに魅力を感じ欲が出ます。
「利確ポイントを20pipsにしてしまえ」
これは、直前に「損大利小はダサい」みたいな記事を読んだことにも影響を受けています。
ルールを逸脱してしまったのです。
結果、10pipsで利確しておけば勝てていたのに利確せず。
そして反転しマイナス域へ。
この時もルール通りの額で損切り設定をしておけば良いものの、もちろんしていません。
結果、約20pips下がってからの損切りとなります(赤矢印)。
負の感情に負けたFXトレード③ 【7】2019年3月6日
GBP絡ませると17000円のマイナスなんて、すぐに取り戻せる!
そう考えトレードしたのが7番。
エントリー根拠が弱かったので先ほどの反省を得て利確幅は小さめ。しかし小さすぎ。
が、ゆえに勝利を納めて4,000円の利益。(青矢印で売りで入り、赤矢印で利確)
で、ここで思ってしまうわけです。
「ほら取り戻せた!もう1回だ!」
麻痺ですねw
たった4,000円GETして、何を調子に乗っているんだと。
が、その時は感情コントロールできていません。
もっかいエントリーすることになります。
負の感情に負けたFXトレード④ 【8】2019年3月6日
【8】ですね。
こちらも根拠弱めデータでのセット。
根拠はブレイクアウトでしたが、みごとにだましを食らいます。
結果負け。
ココで完全に自信を失いかけますが、最後にもう一回って思っちゃうわけです。
負の感情に負けたFXトレード⑤ 【9】2019年3月6日
そして最後にエントリーします。
完全に自信喪失モードです。なのになぜかエントリー・・・
一時はプラス圏に行くものの、すぐにマイナス圏へ。
そしてそのまま−5pipsくらいをつけ反転し、マイナス幅は少なく。
自動設定しているにも関わらず、自信を喪失している僕は手動で0.5pipsの時点で損切りをしてしまいます。。。
(そして、このあと普通に+10pipsまで広がっていました。。。)
GBP関連のトレードからの学びと、FXの負の感情への対策
発生した主な感情は、
・自信過剰
・悔しさ
・自信喪失
この3つです。
「自信過剰」が根拠の薄さを呼び
↓
ゆえに負けて「悔しさ」を呼び
↓
その「悔しさ」がさらなる負けを呼び
↓
負けの連続が「自信喪失」を呼びます。
感情とは連鎖するモノです。
ゆえに、負の感情への対策も非常にシンプルです。
その連鎖を断ち切れば良いのです。
具体的には、パソコン(スマートフォンのアプリ)を閉じること。
これで対策できます。
また自分の感情に対し客観的になるために、感情のメモを取って置くこともオススメします。
あとで振りかえれるので、感情面での分析ができます。
ぼくの実際の履歴表には感情メモを書いており、かつ重要な感情が発生した時には色つけしています。
(クリックで拡大)
その感情が発生しそうになると、すっと閉じて設定を見送ることができます。
その後は順調で、以下の通り。
エントリー回数も減らし、かつ根拠がしっかりしているため大きく利益を取れ始めています。
非常に価値のある負けを経験することができました。
また、ボラの大きなGBPからは距離を置くことで「射光性」を軽減させています。
FXにおいて、感情制御はできるのか?の答え
答えは「できる」です。
正確には感情制御というより、その感情が発生しづらい環境に身を置くことです。
・感情のメモをとる
・やばいと思ったら感情が出る前にやめる
・感情が起きやすい高ボラ通貨を扱わない
これらの手法だけでも、かなり落ち着いてトレードができます。
あとはブログをもし書いている方は、こんな感じでアウトプットするのもオススメ。
自分の感情をより客観的に考察できるので、アウトプットも1つの方法としてオススメなのです。
まとめ
半自動と言いつつやはり半分は手動であるため、しっかりと「負の感情」が邪魔をしてきました。
今回は、そんな負の感情に対する対策の記事でした。
健全にトレードしてゆきましょう!
「完全に感情の支配から解き離れたい!」という方は、本当の完全自動トレードの方をオススメしておきます。
以下記事も、ぜひ参考にしてみてくださいませ!